メールコミュニケーション「一往復半」のすすめ📧
2024.02.19
土日の春のような暖かい週末から一転、予報通りの雨の週明けですね☔。
ひろしまコーナー相談員の矢田です。
2月13日付のブログでは“時間対効果”重視の『タイパ』についての内容でした。
そのタイパに関連して、「メール一往復主義」が増加しているという記事を読んで、
マナーや常識も変化・進化する中で、いち社会人としての意見をお伝えしたいなと思います。
あくまでも「ビジネスシーンにおけるメールコミュニケーション」と前置きをしておきますね。
「一往復半」とは?
(1)自分から相手へ送信⇒(2)相手から自分へ返信⇒(3)自分から相手へ返信
「一往復」は(1)自分から相手へ送信⇒(2)相手から自分へ返信
いろんな場面を想定してみましょう。
メールで、仕事の依頼をする→相手から受けるか受けないかの返信が届く→依頼した側が
お礼などを伝えて完結。
依頼に限らず質問や相談など、さまざまなやり取りもありますね。
・わからないことを質問する→相手から質問に対する回答の返信が届く→お礼を伝える
・資料の作成を依頼する→完成した資料を送付される→お礼やねぎらいを伝える
タイムパフォーマンスの観点から、お礼やねぎらいはいらないと考える人が多くなっている
とのことでした。
ここからは私見です。
効率的なコミュニケーションは業務を円滑に進めるためにとても大切な意識です。
ただ、効率だけを重視していいのでしょうか。
メールは双方向、相手あってのコミュニケーションツールですね。
相手の感情に寄り添ったり、気持ちを汲みとることが大切だと思います。
簡潔さは重要ですが、短すぎるコミュニケーションは、相手の感情をないがしろにしてしまう
可能性があります。
仕事をする上では、自分の用件が完了すると、そこでコミュニケーションを終えてしまう人がいます。
自分が送ったメールに対し、相手は少なからず時間や労力を費やしています。
それに対してお礼やねぎらいを伝える。最低でも、そのメールを確認したことの返信があるといいですね。
相手の感情に寄り添い、その上で効率的なやり取りをすることで本当の意味での
タイパに繋がるのでしょう。
コミュニケーションの質を高めるためにも、「一往復半」のやり取りをおすすめします。
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