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- 百貨店 西原さん
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- 西原さん
- お子様1人(15歳)
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- 所属
- :福屋八丁堀本店地下(和洋酒売場)
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- 業種
- :百貨店
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- 勤務時間
- :平日10時半〜16時
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- 勤務内容
- :ワイン・日本酒の販売
現在の西原さん
素敵な笑顔が素敵な西原さん。
ワインアドバイザーの資格を活かし、お客様の期待のその先を読んだ提案と、あたたかい心配りのできる頼れる存在。
ワインアドバイザーの資格をもっている西原さん、これまでのお仕事経歴を伺ってみました
初めて社会人経験は銀行員でした。
体調不良をきっかけに一度退職したあとは、アルバイトを経て、派遣社員として事務職に従事し、一度はそこで正社員に採用されました。
その後、結婚し夫の転勤について東京に移住したのが27歳のときでした。
それからは専業主婦として20年間過ごしてきました。ワインアドバイザーの資格なんですが、実は、新婚旅行でイタリア料理のおいしさに感動して、専業主婦の時代に料理教室に通ったのがきっかけなんです。
料理教室で紹介されたワインスクールに通って、趣味の1つとして取得しました。
20年のブランクがあった西原さん、働くきっかけはなんだったのですか?
きっかけは学費です。息子は15歳になりますが、これからの将来のことを考え、働きに出ることに。
でも、自分の可能性をもっと見つけてみたいという気持ちもありましたので。もし学費の問題がなかったとしても、どこかで働く決断はしていたと思います。
今のお仕事はどういう経緯で出会うことができたのですか?
最初は自分で近所の求人を探し、「事務職」を希望して2社ほど面接を受けましたがご縁にありませんでした。
勤務時間も職場のロケーションも自宅に近いところを希望していたのですが、やはりそういう仕事は求人倍率も高く、会社の求める人材像と自分自身がマッチするのは難しかったように感じました。当時、事務職の求人倍率は10倍以上もありましたから。
そこで出会ったのが「わーくわくママサポートコーナー」でした。
相談員さんはとっても親切で、お恥ずかしい話ですが、履歴書の書き方から指導していただくようなレベルでした。
何よりも一番大きかったのは、私は自分の就職の強みになる資格と思っていなかった「ワインアドバイザー」の資格を活かした求職活動をしてみては?と提案してくれたことです。
私からしてみると、趣味の延長線上で取得した資格だったので、まさかそれが求職活動に活かせるなんで思ってもいませんでした。
これまでの職歴は事務職が多かったので、事務職しか無理と思っていましたが、相談員さんに言われて目からウロコでした。自分が思ってもみない自分の可能性に気づかせてくださり、本当に感謝しています。
その後、コーナーの「職場体験プログラム」を利用し、お酒の販売に挑戦したことをきっかけに現在の職場で働くことになりました。
復職にあたって、大変なことはありませんでしたか?
ブランクが長かったので、働くことが生活の一部になるまでのリズムを掴むまでの数か月は大変でした。
でも、生活リズムができてしまえば、なんの苦もありません。何より、職場の方や、会社が勤務時間などに大変配慮してくれるので、恵まれた環境にいるなと感謝しています。
今のお仕事のやりがいについて教えてください
休職中は事務職ばかり頭にありましたが、思い切ってコーナーで進められた接客にトライしてみると、楽しいと思えることがすごく沢山あります。
会社勤めには20年のブランクがありましたが、その間に趣味が高じてとった資格が活かせていますし、これもコーナーでアドバイスしてもらいましたが、子育て中に幼稚園の役員を経験したことなども実は仕事に立派に役に立っていて、自信につながっています。
改めて社会に出て、色々なことに気づきどんどん興味が湧いています。ここからもっと自分の知識を深めていきたいと思っています。
当時、西原さんを採用した福屋人事部の木原さんに、女性が働くことについて聞いてみました
当社は百貨店という業種の特性上、もともと女性の多い職場です。そのこともあって、女性のおかれている状況を理解し、いかにイキイキと働いていただけるかを自然と考えてきた文化があると思います。
西原さんについては、わーくわくママサポートコーナーの職場体験を受講されてきたことを面接で話され、ワインアドバイザーの資格をお持ちであったこともあり、前向きな気持ちで一生懸命就職活動されてきたのが見え採用となりました。
実は当社としても、「様々な女性の状況を聞く」ということに人材活用の大きなヒントがあると考えています。
当社の業種の特徴やこれからの時代の流れを考えれば、仕事と生活の両立を目指す女性がイキイキと働ける場所を用意することは非常に大切であると考えています。
また、働き方に多様性があればあるほど、その隙間を互いに埋めあっていけると思うので、勤務条件やこれまでのキャリアの活かし方など,気軽にご相談いただきたいと考えています。
当社としてはこれからも一層前向きに女性が活躍できる場所を作っていきたいと考えています。
現在働くことに悩んでいる女性に西原さんから一言!
女性は家庭が優先だから仕事は難しいと思われる女性も多いと思います。
でも、自分がやりたいとおもったら、その気持ちを周りに正直に伝えていけばきっと道は開けるはず! 一人で考え込まないで、まずは伝えることから始めてみるといいと思います!
誰かに相談してみると、自分も気づいていない長所を見つけることができますし、意外と柔軟な受け入れ体制をもっている企業もありますよ。
一人で悩まず、まずは相談することから、一歩踏み出してみてはどうですか?