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- 販売促進業務 原田さん
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- 原田さん
- お子様3人(7歳の双子・5歳)
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- 勤務地
- :マエダハウジング
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- 勤務時間
- :月~金曜日の9時から18時
土曜日は会社の勤務カレンダーによる(基本) -
- 勤務内容
- :ホームページ管理、チラシ制作をはじめとした販売促進業務
現在の原田さん
3人の子どもの育児をしながら、正社員で働く原田さん。
結婚、出産と、それぞれのタイミングで仕事とどう向き合うかを考え、会社の理解も得ながらその時々で求められる勤務体系で働いてきました。
今では販促室のサブチーフ職として、やりがいを感じながら業務に携わっています。
原田さんに、これまでのお仕事経歴を伺ってみました
2005年の新卒入社以来、マエダハウジングに勤めています。
最初は営業スタッフとして働いていましたが、入社から2年と少し経った時に結婚し、営業職との両立が難しくなりました。そこで店長や社長に相談し、月15日出勤で時短のパートタイムという形で続けることにしました。
後輩の営業スタッフの同行、見積もりや図面の制作などが主な業務でしたが、それからすぐ双子を妊娠し1年間の産育休に入りました。
復帰後は営業スタッフのサポート業務をしながら、ホームページやチラシの制作に携わることとなりました。
今考えると、これが私にとって仕事での転機になりました。
しばらくして下の子どもを妊娠・出産。上の双子の子どもたちはすでに保育園に通っていましたし、自分も早く働きたい気持ちが強かったので、産後4ヶ月で復帰し、この後も以前と同じくパートタイムで勤めていました。
販促関係の業務が次第に増えていく中で、求められる仕事とやりたい仕事が自分の中で一致していくようになり、仕事に大きなやりがいと責任を感じ始めました。
もっとしっかり働きたいという意欲が出てきたので、正社員への復帰希望を会社に伝えました。
最初のうちは「大丈夫なのか?」と心配もしていただきましたが、私の働きたい思いを理解していただき、家族の後押しもあり、2013年の春に正社員に復帰しました。
今のお仕事内容は?
販促企画室に所属し、サブチーフ職として勤務しています。
会社のホームページの更新、チラシ制作、イベント開催の企画運営など、幅広く販売促進に関わる業務をしています。
基本的には平日の9時から18時まで、土曜日は会社の勤務カレンダーによりますが、学校行事等もあるので、そういう時は有休を使わせていただいています。
家庭が優先の働き方を会社に理解してもらえているのは、とてもありがたいですね。
ここまでお話を聞いてみて、会社のご理解があることが印象的です
実は、私より以前に産休・育休を取った前例が社内になかったんです。
私の代が会社としては初めての新卒採用であり、それ以前は中途採用のみであったり、働いていた女性の方も子どもさんのいるパートタイマーさんが多かったという状況でした。
私が育休取得の第一号ということもあり、希望をしっかりと伝えることができましたし、会社側にもその希望を汲んでもらえたのは、非常にありがたいことだったと思います。
第一号だからこその大変さなどはありませんでしたか?
産育休を経験した人が社内にいないという点での不安はありました。
産休や育休という制度がどういうものなのかを自分自身が理解し、申請の仕方などもちゃんと調べて自分の希望を伝えるのは、とても勇気のいることではありました。
でも、「受け身」でいるだけではお互いの気持ちを理解できないし、行動するのにはパワーが必要なんだなと実感しました。
今のお仕事のやりがいについて教えてください
今の仕事は、やったことが形に残っていきます。
ホームページの更新も、アクセス解析をすると問い合わせ数が増えた、クリック率が高くなったなどの変化が見えます。
チラシの制作に関しても、見た人の反応が分かります。
これらの制作業務については完全に独学でしたので毎回自信がなかったのですが、自分が過去に制作したものと今制作したものを比較した時にも自分の成長を感じることができるんです。
そういう変化がやりがいに繋がっています。加えて、自分の仕事が会社のためになっていると感じられることや、他のスタッフさんにお礼を言っていただけることなどに自分の存在価値を見出せる点も、私にとっては嬉しいことです。
仕事と家庭の両立は確かに大変な面もありますが、そうしたやりがいを感じられるから仕事を頑張れているという部分もあります。
仕事と家庭の両立という点で、ご自身の中でメリハリがつけられているポイントはどんな部分ですか?
保育園の「お迎えの時間」があるということが、自分の中での切り替えのポイントになっています。「お迎えまではとにかく仕事」「お迎えからはとにかく家族」です。 (とは言いながら、気がかりなことがあると子ども達の話が頭に入ってこないことも・・(笑))帰らないといけない時間が決まっているので、仕事の優先順位をクリアにすることができるようになりました。 そういう意味では、独身時代よりも断然仕事が早くなりました(笑)。 時間に制約がある分、効率を考えた仕事の取り組み方ができるようになったのは、主婦ならではかもしれません。
これから仕事と家庭の両立を目指す女性へメッセージをお願いします―
結婚し、子どもが産まれると、例えば「〇〇さんの奥さん」「○○君のお母さん」という呼び名になってしまい、本当の自分はどこにいるんだろうと感じることが多々あると思います。
妻と母と自分自身のバランスの取り方は人それぞれではありますが、私は家庭以外でも自分自身を認めてくれる場所が欲しくて。
今でもそのバランスに悩んだり苦しんだりすることはありますが、自分らしくいられる一つのきっかけとして働くという選択肢があってもいいのかなと考えています。
社会の中で生きているという実感も持てますし、自分のペースを見つけるまでは大変かもしれませんが、仕事も一つの選択肢に入れてみてもいいのではないでしょうか。
女性が輝いて働くために、もっとこうなればいいのに…と思うことはある?
女性の働きやすさを企業単位で考えた時に、どうしても男性と比べて仕事を軽減するという考え方をしてしまいがちですが、男性に基準を合わせるということが今はもう難しくなっているのかなと感じます。
子育てに限らず親の介護などに向き合う時間は、男性も女性も問わず必要とされる時がありますよね。
そういう点で、男女ともに同じように働けるということが、真の意味で女性が働きやすい環境になるということなのかなと思いますし、誰もが生き生きと働ける環境になればいいなと思います。